撮影会でモデルを撮ろう。撮影会について徹底的に詳しく解説

撮影会コラム

最近人気のモデル撮影会。手軽にポートレート(ポトレ)撮影ができるということで、多くの人が利用しています。とはいえ、初めての撮影会はちょっと勇気がいるもの。ここでは、特に初心者の方向けに、撮影会について詳しく解説します。この記事を読んで、撮影会を楽しみましょう。

モデル撮影会とは(撮影会の種類)

モデル撮影会とは、企業や団体が主催してモデルを用意し、カメラマンがそのモデルを撮影するために集まる会のことです。通常は有料(1時間6千円~1.5万円程度)ですが、可愛いモデルを手軽に撮影できるということで、今、人気を集めています。

モデル撮影会には、モデルとカメラマンが1対1で撮影をする「個人撮影会」、1人のモデルを複数のカメラマンが撮影する「団体撮影会」、複数のモデルを複数のカメラマンが撮影する「セッション撮影会」があります。

また、団体撮影会やセッション撮影会で、複数のカメラマンが1人のモデルを同時に撮影することを囲み撮影(通称、囲み)、 カメラマンが並んで順番に1人ずつモデルを撮影することを順番撮り(通称、順撮り)や並び撮影(通称、並び)と言います。

個人撮影会、団体撮影会、セッション撮影会のメリット・デメリット

個人撮影会と団体撮影会では、個人撮影会の方がやや (数千円程度) 高額ですが、1対1で撮影できるため、他のカメラマンに邪魔されず自由に撮影でき、モデルとの会話も楽しめるということで、人気です。

一方、団体撮影会やセッション撮影会は、やや安めのため手軽に参加できますが、撮影する時間が短くなる(順撮りの場合)か、他のカメラマンと同時に撮影するため自由度が無い(囲みの場合)ため、自由に撮りたいという方には不向きです。

しかし、人によっては他の人の撮影の様子が見られるため、参考にしたいというカメラマンもいます。また、セッション撮影会では、複数のモデルを撮影できるため、自分の気に入るモデルを探しににいく方もいるようです。

個人撮影会と団体撮影会、セッション撮影会のどれを選ぶかは好みですが、自由に撮れてモデルとも仲良くなれる個人撮影会が最も人気で、最も多く開催されています。

撮影会のモデル

撮影会のモデルは、事務所やエージェンシーに所属しているプロ(セミプロ)のモデルやアイドル、グラビアアイドル、レースクイーン、高校生や大学生、OLなど様々です。最近では、アルバイトや副業として行っているアマチュアモデルが特に多くなっています。

衣装は、私服の撮影会がほとんどですが、主催者の企画によって、水着、制服、浴衣などでの撮影会が開催されたりしています。撮影会の主催によって、どんな衣装が中心かが違いますので、色々な撮影会を探してみるのも面白いかもしれません。

撮影会に参加するカメラマン

撮影会に参加するカメラマンはほとんどがアマチュアカメラマンです(撮影会はお金を払ってモデルを撮影しますので、当然ですが、普段お金をもらって撮影しているプロのカメラマンはほとんど参加していません)。

カメラを始めたばかりの初心者のカメラマンから中級・上級者まで、様々なレベルのカメラマンが撮影会に参加しています。特に、これからポートレート(ポトレ)を練習したいという初級のカメラマンが多いようです。

また、個人撮影会では、モデルと会話を楽しめますので、趣味で気軽に撮影しながらモデルと仲良くなることを楽しみにしているカメラマンも多いようです。

撮影会の料金相場

撮影会の料金相場は、参加するモデルによってかなり違います。素人(アマチュア)モデルの場合は、個人撮影会であっても1時間7,000円から9,000円程度で撮影できることが多いです。

しかし、人気のモデルやグラビアアイドル(水着撮影)などの場合は、1万円を超えることもしばしばで、高い場合は2万円程度のモデルもいます。

団体撮影会やセッション撮影会は、個人撮影会もやや安く、1時間6,000円程度が相場です。しかし、やはり人気のモデルの場合は高額で、1時間1万円を超える場合もあります。

逆に言うと、可愛くスタイルが良いモデルであっても、モデル歴が浅く、人気が無い内は安く撮影できるため、自分のお気に入りのモデルを探してみるのも楽しいかもしれません。

撮影会の不安を解消(Q&A)

カメラ初心者でも撮影会に参加して大丈夫か?

多くの撮影会は、カメラ初心者が中心に参加していますので、まったく問題ありません。カメラの設定などに戸惑ったり、上手く写真が取れなくても、モデルも慣れているので心配ありません。

むしろ、写真技術を向上するためにモデル撮影会があるといっても過言ではありませんので、初心者こそ積極的に参加すると良いでしょう。

撮影会には本格的なカメラが必要か?

撮影会にはフルサイズの本格的な一眼レフが必要と思っている方も多いと思いますが、そんなことはありません。一眼レフやミラーレスカメラはもちろんのこと、撮影会によっては、コンパクトデジタルカメラやスマホでの撮影がOKな場合もあります(撮影会やモデルによって異なります)。

高価なカメラを持っていなくても、写真が好きであれば、気軽に撮影会に参加して良いでしょう。

写真を撮らなくても良い?

撮影会の運営方針にもよりますが、モデルに話を聞くと、撮影を全くせずに会話を楽しむだけのカメラマン(?)もいるようです。話してみたいお気に入りのモデルがいるのであれば、写真を撮らないという選択肢もあるかもしれません。

撮影会参加の方法(流れ)

1.参加したい撮影会(モデル)を見つける

まずは参加したい撮影会やモデルを探しましょう。その際、個人撮影会なのか団体撮影会、セッション撮影会なのかをきちんと確認しましょう。

2.撮影会に申し込む

参加したい撮影会が見つかったら、多くの場合、その撮影会のHPから予約ができます。ごく稀に予約不要の撮影会もありますが、基本的には申し込みが必要だと考えてください。なお、決済は予約のタイミングで必要な場合と、当日、現金で手渡しの場合があります。

3.当日、受付場所へ行く

当日は、撮影開始の10分前程度に撮影会の受付場所へ行きましょう。撮影場所がスタジオであればスタジオに、街中であれば指定された受付場所へ行きましょう。街中の場合は、撮影会のスタッフが誰か分からなくて困る場合もありますので、少し早め(10分前程度)に行くと良いでしょう。

受付では、モデルとの引き合わせがあります。いよいよお気に入りのモデルとの撮影が始まる場面です。

4.撮影を思いっきり楽しむ

時間になったら、撮影開始です。他の人の迷惑にならない範囲で自由に撮影を楽しみましょう。個人撮影会の場合はモデルとの会話も楽しめます。また、ポーズの指示出しなども自由に行えますので、良い写真を撮るために、積極的に話すと良いかもしれません。

団体撮影会やセッション撮影会で囲み撮影の場合は、他のカメラマンもいますので、基本的にはモデルと話し込むのは避けて、軽い挨拶程度にしましょう。順撮りであれば、自分の番では自由に話して問題ありません。

なお、屋外ではレフ板やライトスタンド、三脚の使用は禁じられている場合がほとんどです。もしレフ板やスタンド、三脚を使用したい場合は、事前に確認しておくと良いでしょう。

モデル撮影会のマナー

いよいよ撮影会に参加するとなった時のために、モデル撮影会のマナーについて説明します。当たり前のことばかりですが、お金を払っているという意識からか意外とマナーの悪いカメラマンもいるようです。

マナーを守らないと、最悪の場合、その撮影会への参加を禁止されてしまいますので、しっかりとマナーを守るようにしましょう。

マナー1.モデルの嫌がることをしない

モデルの嫌がること、例えばデートに誘ったり、無理なポージングを指示したり、あるいは露出を強要するといったことは止めましょう。そうしたことをすると、大抵の場合、モデルから運営者に連絡がなされ、その撮影会への参加が禁止になります。

また、プライベートを聞き出すことも、モデルによっては嫌がる人もいますので、気を付けてください。

マナー2.キャンセルする場合はきちんと連絡する

キャンセルする場合は、必ず事前に連絡しましょう。特に個人撮影会の場合は、スタッフとモデルが撮影時間に待機しています。連絡をしないとその場を離れる分けにもいかず、迷惑をかけてしまいます。

予約していた撮影会をキャンセルすると大抵はキャンセル料がかかりますが、キャンセル料を払えば良いというわけではなく、きちんと連絡するようにしましょう。

マナー3.レフ板やライトスタンド、三脚の使用について

先にも述べましたが、屋外(公園や街中)では、レフ板の使用やライトスタンド、三脚の使用は禁止されているか、事前に申請が必要なことがほとんどです。

屋外の場合は、レフ板などが利用可能か、運営者に事前に確認すると良いでしょう。また、許可されている場合でも、一般の方に迷惑をかけないよう気を付けて利用しましょう。

スタジオの場合は、個人撮影では問題なく使えることがほとんどです。しかし、団体撮影会やセッション撮影会では、例え順撮り使えない場合も多いので、やはり事前に運営者に確認すると良いでしょう。

マナー4.撮った写真を勝手に公開しない

撮影会で撮った写真は、TwitterなどのSNSに公開したくなると思いますが、勝手に公開するのは止めましょう。必ずモデルに掲載の許可を得てください。

これはマナーというだけでなく、肖像権という写真に写ったモデルにも、その写真をどう使うか決める権利があるため、法律的にも許可を得る必要があります。

勝手に公開したからといってすぐに罰せられることはありませんが、万が一訴えられれば損害賠償を請求されてもおかしくありません。写真をSNSなどに公開する際は、必ずモデルの許可を得るようにしましょう。

モデル撮影(ポートレート撮影)のテクニック

いざ、モデルを撮影するとなったら、やはり良い写真を撮りたいものですよね。良い写真とは何かというのは人によって違いますが、モデル撮影(ポートレート)撮影の場合、多くの人がこうした方が良いという基本があります。ここではその基本テクニックについて説明します。

モデル撮影(ポートレート撮影)の基本は、人物が際立つように撮影することです。具体的には、下記のようなテクニックがあります。

1.背景をぼかす

背景をぼかすことで、人物が引き立ちます。F値を小さくして、背景をぼかすようにしましょう。どの程度ぼかすかは、その人のセンスによって変わりますが、F値を最も小さくする「開放」主義のプロカメラマンもいますので、迷ったら小さいF値を選びましょう。

2.ピントは手前の瞳に合わせる

F値を小さくすると、ピントが合う範囲である被写界深度(被写体深度)が浅く(小さく)なります。そのため、特にアップで顔を映す場合は、左右の目でピントが変わってきます。その場合は、手前の瞳にピントを合わすことが基本と言われています。

最近のカメラは瞳AF機能で自動で瞳にピントを合わせてくれますが、上手く合わない場合は、1点を任意選択できるAFを利用し、手前の瞳にピントを合わせるようにしましょう。

3.逆光を利用する

モデルの正面から光が当たる順光では、モデルの顔に暗い影ができてしまい、モデルが美しくない写真になってしまう場合があります。そのため、ポートレート(ポトレ)では、影ができないように逆光で撮るということがよく行われます。

逆光の場合は、顔が暗くなりすぎてしまう場合があるので、利用可能であればレフ板やストロボを使って顔を明るくしてあげると良いでしょう。

レフ板やストロボを利用できない場合は、逆光ではなく、影になっている場所にモデルを立たせて、モデルの顔に影ができないようにする、といった工夫をすると良いでしょう。

4.前ボケを入れる

前ボケを入れると、何とも言えない雰囲気が出た写真が撮れます。特に葉っぱの緑は、人の肌の肌色と対比になって、肌色を綺麗に際立たせます。屋外には木々の葉っぱが意外と簡単に見つかりますので、良い高さにある葉っぱがあれば、積極的に利用してみましょう。

5.個人撮影会のレンズは明るめの単焦点がおすすめ

これまで見てきた通り、モデル(ポートレート)撮影は、人物を際立たせるのが基本ですので、背景をよりぼかせられる明るいF値の単焦点レンズが好まれる傾向があります。

焦点距離については、様々な意見があり、背景をうるさくしないために望遠レンズを使う人もいれば、人の目に最も近いといわれる50mmを好んで使う人もいれば、あるいは広角のレンズで構図を楽しむという人もいます。

個人的には、初心者であれば、背景を狭くでき、より人物が引き立つ望遠レンズ(85㎜程度)がおすすめです。

6.囲み撮影にはズームレンズがおすすめ

団体撮影会やセッション撮影会の囲み撮影の場合、他のカメラマンがいるため、 自由にモデルに近づいたり離れたりできません。近づけば他のカメラマンの邪魔になり、離れれば他のカメラマンが写り込んでしまうためです。そのため、構図を工夫するために、囲み撮影の場合はズームレンズがおすすめです。

焦点距離は50mm前後の標準ズームレンズ(24-70mmなど)で問題ないと思いますが、顔のアップやパーツを撮りたいという場合は、さらに望遠のレンズがあると良いでしょう。

最後に

初心者こそ、撮影会を積極的にりようして、写真技術の向上を図ったり、あるいは趣味として写真を楽しみましょう。今は多くの撮影会が開かれていますので、お気に入りの撮影会やモデルを探してみましょう。

最後に、当撮影会(Syrup撮影会)の紹介をさせていただきます。

Syrup(シロップ)撮影会は、個人撮影会を中心に都内で開催しています。モデルはアイドル、アマチュア(高校生など)、アイドルなど様々です。スマホ撮影がOKなモデルもいますので、これから写真を始めてみたいという方や会話を中心に楽しみたいという方にもおすすめです。

よろしければ、撮影会スケジュールモデル一覧をご覧になってください。

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